2045年、社会はSingularity(技術的特異点)を迎えると言われている。IoT、AI、VR、ドローン、ロボット、自動運転技術など、あらゆるところにコンピュータが使われ、普段の暮らしを変えうる存在となっている。
また、膨大な情報から社会の変化を生み出す発想とスキルは、決して情報工学系の学生にだけ求められる能力ではない。そうした状況の中、政府は2020年から小学校におけるプログラミング教育を必修化すると発表した。
一方、日本の産業界では、人口減少および経済のグローバル化とともに日本経済の地盤沈下が語られ、情報活用、先端技術活用による戦略的なイノベーションが求められている。
今回のCAUAでは、大学がイノベーションを加速するためどのような貢献ができるか、大学関係者及び企業を交えた参加者全員で考えたい。
オープニング | ||
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後藤 滋樹 氏(早稲田大学理工学術院教授、CAUA会長) | ||
基調講演 | ||
砂原 秀樹 氏 2008年に誕生した慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科は、いろんな意味で挑戦的な大学院である。ダイバーシティ、グローバル、イノベーションというキーワードは、さまざまなシーンで取りざたされているが、実際にそれを実装していくのは難しい。 メディアデザイン研究科でそれをどのように実現しているのかについて実例を紹介しながら述べる。 |
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テーマトーク | ||
久野 靖 氏 (電気通信大学情報理工学域共通教育部 教授) 【テーマトーク①】 「情報学が最強の学問である…はずなんですが。 ---日本の情報教育の現状と課題---」 |
講演資料 (PDF) |
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澤登 寿 氏 (伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 未来技術研究所所長) 【テーマトーク②】 「なぜ企業は"オープンイノベーション"に取組むのか?」 |
講演資料 (PDF) |
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パネリスト発表 | ||
刀川 眞 氏 (室蘭工業大学東京事務所 所長) 「情報活用基礎としての論理力強化」 |
講演資料 (PDF) |
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後藤 滋樹 氏 (早稲田大学理工学術院 教授、CAUA会長) 「これからの時代に大学教育が果たすべき役割」 |
講演資料 (PDF) |
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パネルディスカッション | ||
「これからの時代に大学教育が果たすべき役割」 -コーディネータ- -パネリスト-(五十音順) |
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クロージング | ||
斎藤 馨 氏(東京大学大学院教授、CAUA副会長) |