大学における情報化は転換点を迎えているように思えます。 一つは情報技術の変化です。それは、スマートフォンに代表される更なる分散化や、クラウドに代表されるサービス化などが進展しており、またセキュリティ問題は深刻さを増しています。
いま一つは大学の情報化推進組織の問題です。その多くは、予算や要員の削減に直面しており、蓄積されたITスキルの継承にも苦労されています。一方でユーザの求める情報システムの水準はますます高くなっています。
本シンポジウムでは、大学情報化推進組織の立場から、こうした変化の時代における大学情報システムの構築及び運用の進め方を、改めて議論しました。
「スマホ・クラウド時代の大学情報化の進め方を考える」