オープニング

後藤 滋樹 氏（早稲田大学理工学術院教授、CAUA会長）

基調講演

「大学の教育変革に必要な力とは～ユニークな提案と実行する力～」

梶山 千里 氏（公立大学法人福岡女子大学　理事長・学長）

2004年から国立大学法人化がスタートしました。教授会は審議機関で、国立大学時代のように決定機関でなく、民間的発想の個性輝く大学作りが法人化の主目的でした。しかし、きちんと主目的を守って変革した国立大学は殆ど有りません。女性共同参画や女性トップリーダー育成など、目標が素晴らしくても、実行し成果を挙げることは殆どできていません。何故でしょう。解決策を、講演でじっくり考えてみましょう。素晴らしいユニークな提案をし、それを実行していく力が、日本の企業、大学等の組織で劣化しているのではないでしょうか。

休憩（10分）

【テーマトーク①】高校の立場から

「アクティブラーニング型授業の目指すもの～大学・社会で力強く活躍するために～」

佐藤 透 氏（学校法人桐蔭学園　経営企画室長　入試広報部長）

現在、本校で進めている授業を初めとする教育改革は、学校から大学・社会へのトランジション課題の解決を目指してのものである。そのためにどのような取組みを行ってきたのか、課題を含め、その軌跡の一端を紹介する。

【テーマトーク②】ベンチャーの立場から

「大学の研究をビジネスに～新たなロールモデルの提案～」

日比野 好恵 氏（株式会社BBStoneデザイン心理学研究所　社長）

イノベーションを起こすのに必要なものは何か。千葉大学工学部初となるベンチャーを立ち上げた経緯とともに、外資系企業、大学キャリアセンター、ベンチャーなど様々な視点から、新たなロールモデルについて考えたい。

【テーマトーク③】採用マッチングの立場から

「学習を支援しつづけるための仕組みづくり Data Ship ～楽しみながら働きつづけるために～」

鹿内 学 氏（パーソルキャリア株式会社 Innovation Lab.）

学びは楽しいことである一方で、産業構造の変化が大きい昨今では、働くためには学び続けなければいけない厳しい状況がある。データサイエンティストを事例に、産業界が求める人材、学びつづけることについて議論する。

休憩（10分）

【パネルディスカッション】

「日本の企業と大学を元気にする人材育成」

コーディネータ

野村 典文 氏
（伊藤忠テクノソリューションズ株式会社　技監）

パネリスト(五十音順)

• 梶山 千里 氏　　（公立大学法人福岡女子大学　理事長・学長）
• 佐藤 透 氏　　　（学校法人桐蔭学園　経営企画室長　入試広報部長）
• 鹿内 学 氏　　　（パーソルキャリア株式会社 Innovation Lab.）
• 只木 進一 氏　　（佐賀大学　工学系研究科教授、CAUA運営委員）
• 日比野 好恵 氏　（株式会社BBStoneデザイン心理学研究所　社長）

【クロージング】

安東 孝二 氏（株式会社mokha　社長、CAUA運営委員長）

情報交換会（会費制）

会費

CAUA会員、大学教職員…\1,000.　その他の方…\2,000.

会場

CTC Future Factory（DEJIMA）

※講師との質疑、参加者同士の情報交換の場としてお役立てください。