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CAUA FORUM 2012 SNSは大学を変えるか!? 開催レポート

ここ数年、ソーシャルメディアを戦略的に採用し、コンシューマとの関係性を強化する企業が増えています。こうした企業群は、ソーシャル・エンタープライズと呼ばれています。

大学においても「開かれた大学」や「大学連携」などが言われて久しいのですが、実態が伴わない大学が多いのが実情です。こうした状況において、ソーシャルメディアを用いることによって、大学教育や大学運営に新しい可能性をもたらすことは可能なのでしょうか。
また、入学志願者や企業などのステイクホルダ、あるいは広く社会一般と大学との間に新しい関係性を築くことは可能なのでしょうか。

本フォーラムでは、ソーシャルメディアが大学にもたらす功罪を整理し、その活用法を考えました。

開催概要

開催日時
2012年6月27日(水) 14:30~17:30 (情報交換会 17:45~19:00)
会場
大手町ファーストスクエア・カンファレンス
参加者
90名
 

講演資料のダウンロード

会場の様子このシンポジウムのプログラム(PDF)をダウンロード戴けます。
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シンポジウムの内容

開会ご挨拶
後藤 滋樹 氏 後藤 滋樹 氏
(早稲田大学教授、CAUA会長)
基調講演
岡部 洋一 氏 岡部 洋一 氏(放送大学学長) 
SNSは大学を変えるのか
放送大学は通信制大学であり、一般大学と比較して一番のネックは学生間、学生-教員間のコミュニケーション不足である。これを乗り越えるべく、実験的に複数のSNSを利用してみた経験から、その効果、問題点、将来性についてお話しいただきました。
講演資料
(PDF)
パネルディスカッション第1部:パネリスト発表
株式会社mokha 安東 孝二 氏 (株式会社mokha代表取締役、CAUA運営委員)
復習SNS
SNSがどうしてここまで注目されるのか、歴史を振り返りながらもう一度原点から復習の意味でご説明いただきました。
講演資料
(PDF)
森田 真基 氏 森田 真基 氏 (株式会社 朝日ネット クラウドサービス部 副部長)
大学のSNSってソーシャルなんですか
現在約100校に導入されている教育支援システムmanabaは、SNSの機能も有している。その開発担当者が、実際のケースをご紹介しつつ、大学SNSならではの課題や、運用の工夫、今後の可能性についてお話しいただきました。
講演資料
(PDF)
柳沢 富夫 氏 柳沢 富夫 氏 (関東学院大学講師、ラウンドテーブルコム代表取締役)
大学におけるSNS利用の実例と今後の利用の可能性
学習者が使い慣れた環境で提供してくれる「学習ログを入手する為」に、授業で積極的にSNSを活用している。一方でSNSの活用は、マーケティングツールとしても有効である。これまでの経験から、国際的連携に魅力を感じていることなどについてお話しいただきました。
講演資料
(PDF)
パネルディスカッション第2部:ディスカッション
パネルディスカッション

どうすればSNSは大学に役立つのか

コーディネータ
只木 進一 氏 (佐賀大学総合情報基盤センター長、CAUA運営委員)
パネリスト
安東 孝二 氏 (株式会社mokha代表取締役、CAUA運営委員)
岡部 洋一 氏(放送大学学長)
森田 真基 氏(株式会社朝日ネット クラウドサービス部 副部長)
柳沢 富夫 氏(関東学院大学講師、ラウンドテーブルコム代表取締役) 
(氏名五十音順)
閉会挨拶
小野 成志 氏 小野 成志 氏
(学校法人根津育英会、CAUA監事)

お問合せ先

CAUA事務局
住所 東京都品川区大崎1-2-2
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 公共システム第2部内
TEL 03-6203-4411
e-mail caua-ad@ctc-g.co.jp
URL https://caua.ctc-g.co.jp/