CTC 大学・教育関連ユーザー会のご案内

CAUA FORUM 2011「災害に負けない大学の情報システムを考える」

東日本大震災被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

3月11日に発生した大震災により、情報の流通・共有の重要性が改めて再認識されました。しかし、東日本を中心とする大学では、情報システムをはじめとする施設・設備に多大な被害を受けました。今一度、地域の防災拠点となるべき大学の施設・設備の実態や情報システムのあり方、非常時に備える体制作りを考えることが重要です。
情報システム管理者だけでなく、施設設備等の担当者等、幅広い立場の皆様にお集まりいただき、災害への備えについて議論いたしました。

開催概要

開催日時
2011年6月9日(木) 14:00~17:30 (情報交換会 17:45~19:00)
会場
主婦会館プラザエフ
(住所)東京都千代田区六番町15番地
(交通)JR 中央線、総武線 四ツ谷駅 徒歩1分(麹町口駅前)、東京メトロ 丸の内線、南北線 四ツ谷駅 徒歩3分
参加者
95名
 

講演資料のダウンロード

会場の様子このシンポジウムのプログラム(PDF)をダウンロード戴けます。
プログラムダウンロード
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シンポジウムの内容

開会ご挨拶
後藤 滋樹 氏 後藤 滋樹 氏
(早稲田大学教授、CAUA会長)
基調講演
上原 哲太郎 氏 佐藤 聡 氏(筑波大学学術情報メディアセンター)
3.11 筑波大学の情報インフラはどうなっていたか?
平成23年3月11日に起きた東日本大震災にて筑波大学も被災し、大学周辺地域とともに停電を体験しました。
その時の様々な対応、その後の復旧作業を振り返り、今後の防災対策などについてお話しいただきました。
講演資料
(PDF)
パネリスト発表
小町 守 氏 相川 成周 氏(日本大学総合学術情報センター)
運用でカバーできる事できない事
日本大学では、大学情報システムの要となる情報センターが、計画停電対象地区になった。その時に、運用でカバーできたこと事とできなかった事、また、今後やるべき事についてお話いただきました。
講演資料
(PDF)
梶田 将司 氏 畑山 満則 氏(京都大学防災研究所)
災害時での情報システムに求められるもの
災害発生に伴いRisk ManagementからCrisis Managementへの転換が求められる。Crisis Managementでは局所的な対応の積み重ねが必要となるが、情報共有により全体最適を視野に入れた対応が可能となる.情報システムに求められる事象について話題提供をいただいた。
講演資料
(PDF)
梶田 将司 氏 上原 哲太郎 氏(京都大学学術情報メディアセンター)
ICT部門の事業継続計画と災害時対応
2度の大きな震災を経て、大学においてもICT部門の事業継続と、災害時における各種連絡等のインフラとしてのICT利活用の重要性が認識されてきている。
ここでは、大学ICT部門の事業継続計画(BCP)と災害時対応について考慮すべきポイントを整理した。
講演資料
(PDF)
パネルディスカッション
常盤 祐司 氏 災害に負けない大学の情報システムを考える
コーディネータ
安東 孝ニ 氏(IT Conceirge 、CAUA運営委員)
パネリスト
相川 成周 氏(日本大学)
上原 哲太郎 氏(京都大学)
佐藤 聡 氏(筑波大学)
畑山 満則 氏(京都大学)
閉会挨拶
斎藤 馨 氏 一井 信吾 氏
(東京大学大学院准教授、CAUA運営委員長)

お問合せ先

CAUA事務局
住所 東京都品川区大崎1-2-2
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 公共システム第2部内
TEL 03-6203-4411
e-mail caua-ad@ctc-g.co.jp
URL https://caua.ctc-g.co.jp/